5月のほけんのおはなし
「5月のほけんのおはなし」
浅草橋園では昨年度より保健指導として、幼児クラスを中心に「ほけんのおはなし」を行っています。
これからこちらのブログでも「ほけんのおはなし」の内容をご紹介していきたいと思います。
主活動は異年齢のグループで活動していますが、「ほけんのおはなし」は、年齢に理解度の差があること、年齢を重ねるごとに知識を深めていけることを目標としてもいるため、年齢別に実施しています。
「ほけんのおはなし」では、毎月テーマを決めており、5月は「食物アレルギー」についてお話をしました。
給食やおやつを食べる際、同じクラスに食物アレルギーの子がいる場合や、自分自身も食物アレルギーになるかもしれない、ということから、皆が安全安心に過ごせるようお話しています。
食物アレルギーで起こる症状や、好き嫌いとの違い、食事の際の注意事項など、絵カードや実際にアレルギー対応食で使用している食器やトレーを用いて説明しました。
☝料理の中にはどんな食材が使用されているか、見た目では分からない。
☝食物アレルギーのある子の食事は、見た目は同じだが、使用されている食材が異なる。
そのため、
☆食事は大人が準備し、準備前の食事には触らない
☆お友だちの食事は触らない
☆自分の食事をお友だちにあげない
☆大人がいないところで、子ども同士でおやつのやり取りをしない
とお約束をしています。
3歳児クラスでは簡単なお話のみでしたが、真剣に身を乗り出してお話を聞いてくれていました。4歳児クラス以上では具体的な料理を挙げ、どんな食材が使用されているかクイズを行い、5歳児クラスでは身体の免疫反応によるもの、といったことも説明しました。
クイズでは我こそは！と手を挙げる子がたくさんいます。自信を持って答える子、勢いよく手を挙げたけども、言葉が出ずに「かんがえとく！」となる子、様々ですが、いつも皆とても興味深そうに話を聞いてくれています。
「今日お話ししたことを、お家の人にもお話してくれるかな？」とたずねると、「おぼえていられるかなぁ？」という声も聞こえるのですが、「最後に分からなかったことや、質問はありますか？」と聞くと、疑問や質問もありますが、多くの子が手を挙げて、その日得た知識を自信たっぷりに披露してくれるのがお決まりです！
次回、6月は「水分補給について」の予定です！
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