園ブログ・お知らせ

歩行者シミュレータ体験

歩行者シミュレータ体験 ~5歳児クラス~

春からは新1年生となる5歳児クラスの子どもたち。

ご家庭によっては、入学式以降は一人で歩いて登下校するお子さんも多いと思います。

内閣府の統計によると、子どもの交通事故は歩行中の小学1年生が最も多いとされています。

日々、保育園では保育者と共に交通ルールを学びながらお散歩を行っていますが、実際に「危ないっ!!」という状況を体験させてあげることはできません。

この度、就学を目前に控えた5歳児クラスを対象に、東京都生活文化スポーツ局より歩行者シミューレータというものをお借りし、道路横断時や歩行中の危険を映像を通じて疑似体験してもらいました。

警察官の登場に気が引き締まる子どもたち 警察官の登場に気が引き締まる子どもたち

まずは、蔵前警察署より、警察官の方が子どもたちに「道路では遊んではいけない」等、安全についてお話をしてくださいました。

5歳児にもなると、「交通ルール」は理解してるかな?? 5歳児にもなると、「交通ルール」は理解してるかな??

シミュレータを体験する前に、交通ルールについて改めて学びます。

はっとしたのは、赤信号の意味・・・

「信号が赤の時はどういう意味かな?」と問われると、「とまれ!!」と口々に子どもたちは返答します。

しかし、答えは「渡っては いけない 」でした。

ただ、止まらなければいけないのではなく、渡っては”いけない”のです。それが交通ルールです。

3つのモニターに映し出された映像がそれぞれ連携して動き、とてもリアルな道路の状況でした。 3つのモニターに映し出された映像がそれぞれ連携して動き、とてもリアルな道路の状況でした。

まずは職員の方が見本を見せ、歩行シミュレータの使い方を教えてもらってから、いざ体験です。

2~3名のグループに分かれ、

信号のある場合、ない場合の横断歩道や、見通しの良い交差点、悪い交差点、暗い道、

等、様々な場面をそれぞれ体験しました。

シミュレータは、横断歩道を渡る前に手を挙げると車が止まってくれる仕組みになっています。

ドライバーとアイコンタクトを取り、お礼の挨拶をして渡り始めます。

横断歩道を渡る前に、左右を確認することは知っていますが、それでもルールを守らない車両も残念ながらいます。

渡りきるまで安全を確認し続けないと、途中で自転車やバイクが突然現れることがあります。

そんな危険を疑似体験すると、ゲームのような感覚になり楽しく盛り上がる姿も見られましたが、

1,とまる 2,みる 3,まつ 4,もしかして

この4つのお約束を肝に銘じ、これからの残り少ない園生活でも改めて安全に外で歩けるよう、子ども達へ道路の危険性について真剣に伝え続けていきたいと思います。

 

最後に、東京都生活文化スポーツ局及び歩行者シミュレータの職員の皆様、蔵前警察署員の皆様、ご協力誠にありがとうございました。

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