10月のほけんのおはなし
「10月のほけんのおはなし」
今月のテーマは<手洗い(2歳児クラス)、うがい・咳エチケット/感染症について(幼児クラス)>でした。
☆手洗い
2歳児クラスの子たちは、1歳児クラスの最後のほうに1度手洗いについてお話をしていました。魔法の虫眼鏡を使って、目に見えないバイ菌が手についているか見てみる、という方法でしたが、去年見るのを怖がった子は今回も「みない・・・」とのこと。。。
ただそれでもバイ菌が怖いもの、という認識がちゃんとあるので、手洗いはしっかり行っています。幼児クラスと同様に、おねがいかめさんの紙芝居と歌で練習してから、水道でいざ実践です。カメさんの手が難しいですが、一生懸命小さな手を覆わせて洗っていてとても可愛らしかったです。
洗い終わった後は、先ほど見た魔法の虫眼鏡でまだバイ菌が残っていないかチェック!!
無事みんなの手はキレイになっていました♪
☆うがい・咳エチケット/感染症について
まずは感染症って何?というところですが、3歳児クラスの子どもたちでもよく知っています。「かぜ!」とすぐに答えが返ってきました。手洗いや、鼻かみ、とこれまで❝ほけんのおはなし❞で聞いてきているので、見えないバイ菌がたくさんいることを知っています。全クラス咳エチケットについてお話をしてから、うがいについてお話をしました。
4歳児・5歳児クラスの子ども達には、「感染症」として以前話した、夏の3大感染症(手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱)について覚えているか聞いてみました。4歳児クラスの子たちは、1年前はまだ3歳だったので、どんな感染症があったかまでは覚えていなかったようですが、5歳児クラスの子たちは何となくですが、覚えていてくれました!「手にぷつぷつができる・・・」→手足口病!「目が赤くなる・・・」→プール熱!「ハルパンベーナ・・・??」→ヘルパンギーナ!!大正解です◎
5歳児の子ども達には、もう少し難しく、感染の成立についてもお話をしました。
・体が弱い人(宿主)
・バイ菌がどうやって体に入ってくるか(感染経路)
・バイ菌(感染源)
咳エチケットでは、咳やくしゃみをした際の飛沫距離について、「2m」バイ菌が飛ぶんだよ、と伝え、2mがどのくらいの距離だと思うか聞いてみました。
ある子は、自分の座っているところから保育室の端まで(約5m)、別の子は、自分のいるところから「らいふ(スーパーマーケット)まで!」と答える子もいました。
子どもにとっては「2m」と言われたところで、どのくらいの距離かはわかりません。
2mの距離と、ウイルスが飛散する様子を視覚化したものをみんなでお部屋で見ました。
その距離に、自分が咳やくしゃみをしたらクラス中のお友達までバイ菌が飛んでしまうことが分かりました。
ちなみに、5歳児クラスになると、何人かは「おともだち みんなくらい(実際2m半径内くらしでした)」と、これも良く覚えていてくれてとても驚きました!
その後に咳エチケットについて学び、最後は〇✖クイズで復習しました。
咳エチケットでは、マスクをしておらず、ティッシュ等がない場合は、肘の内側で口元を覆うのですが、保育園では「忍者のポーズ」とお話ししています!
うがいでは、3歳児クラスの子たちはぶくぶくうがいのみ、4・5歳児クラスの子たちは、ぶくぶくうがい と がらがらうがい についてお話ししました。
うがいで大切なことは、
①ぶくぶくうがい で口の中をキレイにしてから、がらがらうがい でノドをキレイにすること
②口の中のバイ菌が入っている水を吐き出すときには、バイ菌を飛び散らせないために、顔を下に向けて静かに吐き出すこと
以上の2つが大事だとお話ししています。
3歳クラスの子は、ぶくぶくうがいの練習から。頬を片方ずつ膨らませる練習のために、まずは両頬を膨らませて怒った顔の練習を、次に片方ずつ怒った顔をしてみて、いざ水をふくんで実践です。少し難しさを感じながらも一生懸命やっていました。
まだまだ鏡の自分から目を離せずに、水を吐き出すときに勢いよく吐き出してしまうこともありますが、何度か練習するうちに、静かに吐き出すことができるようになる子も!
4歳クラスの子は、ほとんどがらがらうがいができていますが、まだできない子も上を向いて「あー」と言うだけでがらがらうがいができることがわかり、すぐにできるようになりました!
4歳5歳でもまだまだ勢いよく水を吐き出してしまうので、何度か静かに吐き出す練習をしました。
次回、11月は「うがい(2歳児クラス)、咀嚼・食事時の姿勢(幼児クラス)」の予定です!
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