５月ほけんのおはなし

2024.07.23

手洗い

２０２４年度も、ほけんのおはなしは、保健衛生の基本である手洗いから始まりました。

３歳児クラスの子たちは、幼児クラスになって初めてのお話、４・５歳児クラスの子たちは新入園児を除いて昨年度からの復習となります。

これまでと同様に、花王　「あわあわ手あらいのうた」　で手洗いについてみんなでお話を聞き、練習をしてから実際に洗ってみました。

３歳児クラスの子ども達へは、バイキンを可視化して、手で触れたところへどんどんバイキンがお引越ししていくから、ご飯を食べる前は手を洗わないとバイキンを食べちゃうんだよ、と分かりやすく説明しました。

４・５歳児クラスの子ども達へは、手洗いチェッカーを導入しました。

４歳児クラスの子どもたちは初めてなため、チェッカー用のローション（にせもののバイキン）を塗った時、どのように見えるのか、まず手洗いチェッカーで見てもらいます。手全体が白く光っていることを確認してから、石鹸と流水であわあわ手洗いの歌の通りに手洗いをした後は、どのくらいにせもののバイキンがいなくなっているか、というのを体験してもらいました。

手洗い後にまだ白く光っていたところは、洗い残しがあるところ＝まだバイキンがついているところ、と認識し、みんなでどんなところが洗うのが難しかったのか確認し、洗い残しのないようにするために話し合いました。

５歳児クラスの子どもたちは、昨年度に手洗いチェッカーを体験していたため、見るなりみんなまるでコンテストに挑むかのように気合が入ります。

「つめがしろくのこっちゃうんだよね～」「ゆびがむずかしいよね～」と思い出しながら、我こそは白い部分を残さないぞ！と意気込み、手洗い方法の復習を真剣に聞き、しっかりと手洗いの実践を行いました。すると・・・さすが年長さんです、２歳児クラスの頃から毎年ほけんのおはなしで手洗いの練習を行い日々実践しているためか、ほとんどの子に洗い残しが見られませんでした！

どうしても、爪の中が白く光ってしまう子が多いので、片方の手掌をお皿のようにして泡をため、その中でオオカミ洗いをすると爪の中まできれいに洗えるよね、ということも再確認し、日々の習慣へと繋がるよう、練習しました。