７月のほけんのおはなし

2024.07.23

プライベートゾーンについて

７月は夏本番が始まります。

当園には水遊びやプール活動ができる設備がないため、園での活動で水着になることはありませんが、これからの季節、多くの子どもたちがご家庭でじゃぶじゃぶ池やプールへ遊びに行くことがあると思います。

夏は肌の露出が多くなる時期です。この時期だからこそ、性犯罪から子どもを守るために健康教育の一環としてプライベートゾーンについてお話をしました。

文部科学省が公開している、「生命（いのち）の安全教育」の幼児向け教材と、安藤　由紀　著「いいたっちわるいたっち」という、幼児でも理解できる性教育絵本を活用してお話しています。

・口と水着で隠れるところはプライベートゾーン

・プライベートゾーンは人に「見せない」「触らせない」

という内容を分かりやすく説明しています。

「遊んでいる時で、楽しかったらお友達のお股を触っても良い？」

「先生のこと大好きだからお尻触っても良い？」

「暗くて見えないところなら良い？」

「秘密だよって言われたら良い？」

様々なシチュエーションをクイズにして子どもたちに問いかけてみました。

3歳の子も、4歳の子も、5歳の子も、みんなしっかり「だめーーー！！！」と大きなバツ印を作ってくれました。

世間のニュースでは、保育施設の職員が性的虐待を行い逮捕されている、というのも聞きます。園に子どもを預けている保護者の皆様も、そういったニュースを見聞きすると、うちの子の園は大丈夫だろうか・・・と心配になるかと思います。

子ども達へは、「先生たちも、みんなのプライベートゾーンを勝手に見たり触ったりしないよ。ケガをしたり、病気かな？って思った時に、みんなにちゃんと理由を説明して見ても良いか、触っても良いか聞くからね。」

そして、プライベートゾーンを見られたり、触られたり、いやだと思う気持ちになった時は

①いやだ！と言う

②すぐに逃げる

③大人に知らせる

という合言葉についても、何度も復唱し、確認し合いました。

5歳児クラスの子どもたちは、最後に「いかのおすし」についても話し、ラップタオルの下でプライベートゾーンを隠したまま水着に着替える練習も男女別に行いました。

大切なお子様を預かる場所です。ぜひ、お子様と一緒に見学に来て下さい。
事前にご予約を頂くと、ゆっくり園内をご案内できます。