園ブログ・お知らせ

保育園でできること

 今回は、保育園でのSDGSについてのお話しです。
今年度、保育園の事業計画を立てるにあたって職員でSDGSについて
話し合いました。

最近になってTVでもネットでも頻繁に目にするようになりました。
保育園は、未来の社会を支える子どもたちが生活する場所です。30年後の
日本を支えているのは、今、目の前にいる子ども達。
持続可能な社会のために、子どもたちと一緒に、子どもたちの為に今、できることを
保育園でも実践していこう!という事になりました。

まずは職員から、ということで保育園で使われるたくさんの書類を
なるべくペーパーレス化しWEB配信やICTを使うようにしました。
そして、SDGSに考え「leave no one behind」(誰一人取り残さない)を
ふまえ、保護者様の呼びかけによりペットボトルキャップを回収し
ワクチンに換える取り組みを子どもたちと一緒に行う事にしました。

 子どもたちの命を脅かす感染症は、定期予防接種の普及により
日本での発症例は非常に少なくなりました。しかし、ワクチンを自国で
調達できない発展途上国は、感染症により命を落としてしまう子どもたちがいたり
後遺症を抱える子ども達が今でも多くいます。
ワクチンを接種できない事で失われる命がいまだに、1日4000人も
あるのです。(JCV参照)
ワクチンの価格ですが、ポリオ・・・約20円、MR・・・約70円
と、ワクチンによって価格が違います。そして、ペットボトルキャップ
をリサイクルすると430個で10円程度になるといわれています。

 今回保育園では、職員、子ども達、保護者の方と共に適正な機関を通し
ワクチン支援に取り掛かることにしました。

 各学年回収方法を話し合い、子どもたちが楽しんで回収できるように
工夫していました。幼児クラスさんでは、ワクチンのお話しから、
世界の子ども達の話、誰かを助ける話など担任の先生と話し合うことができました。

回収キットを自分たちで作る幼児さん。色々な国や国旗について
興味が出てきました。

未満児さんは、子どもたちの好きなぽっとん落としや
カタカタ落ちる玩具のように先生たちが作ってくれました。


これで、子どもたちも楽しんで集めることができますね!


0歳児さんは、まだお口に入れてしまうと危険なので
少し高いところにつって、保護者の方に入れて頂けるようにしました。

子ども達がおうちからウキウキでキャップを持ってくる姿が
見られるようになりました。


「やった~!たまってきた」


子ども達お手製の回収キット。
クラス対抗になっているみたいですね~。

未来は作っていくものですね。小さな小さな力でも
確実に未来には繋がっている!世界の子どもたちの幸せな未来を願って
これからも千葉こども保育園は取り組んでいきたいと思います。 

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