☆郷土料理　～フランス～☆

2021.07.21

ぽけっとランド船堀園のお友達は、
色々は国のお子様のお預かりをしています。
1/3程の子が一緒に過ごしていますので、日々関わる中で自然に異国文化を感じる場面に出会います。

本園では、英語教室を行ってはいませんが、
日本語が分からない子ももちろんいますので、意思疎通は簡単な英単語やジェスチャーでやりとりをします。同じやりとりを繰り返すうちに、自然と習得しているようです。
「hi！」「bye!」「see you」の挨拶や、
おままごとコーナーで「apple」「orange」も会話に出てきたりと発音も上手です。
また、こども達同士で言葉の取り交わしがなくても、
お互いに見つめ合って、「ねー」と首を傾げにっこり笑い合ったりと微笑ましい姿が見られます。

「食」文化を知るきっかけの一つに、今年度は栄養士が郷土料理献立を取り入れてくれました。色々な国の家庭料理や日本の中でも土地ならではの料理も予定してくれていますよ。
　江戸川区はいろいろな国の方と共存している地区の一つでもありますが、この園に着任して感じることは離乳食の進め方を負担なく進めていくためにどうしたらよいかを園に通ってくれるみんなの様子と家庭で知らない食材を購入し練習していただく苦労を目の当たりにし、どうしたらその子にとって負担なく保育園生活に慣れていくことが出来るかを検討し今年に至ります。
食材も、味付けも調理法も様々ですので慣れていくまでにその子の負担は大きいのです。もちろん、日本の保育園だから…、と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、「食」は生きるために必要な大切なものであり、「食べること」を楽しみある時間であって欲しいと願い、アレルギー対応（全園児で頂くグルテンフリー素材給食）を取り入れましたので、次は文化交流や宗教上への配慮も出来たらと栄養士も献立や調理をしてくれています。園のみんなが限りなく少ない負担で食事をいただく時間になったらいいなと思います。

「みんなで食卓を囲み同じ食べ物を一緒にいただく」
簡単なようで、子育て中は常に忙しく意識しないと難しい課題でもあるようです。
食事の時間が園もご家庭でも楽しい時間であって欲しいと思います。

※7月21日はフランスの郷土料理（ラタトゥイユ）です。