園ブログ・お知らせ

10月7日 給(9)食の日

☆給食メニュー☆

ちたけうどん風

切干大根の煮物

なし

☆おやつ☆

牛乳

焼き餅風

本日の給(9)食の日のメニューは、栃木県の郷土料理をテーマにしました。

「ちたけうどん」は、ちたけとなすを炒めただし汁の中にうどんを入れた、平地林が広がる栃木県平野部ならではのうどん料理です。畑や二毛作田の広がる栃木県は、日本でも有数の麦作地帯であり、大麦や小麦の収穫が終わった間のない頃の盆行事には、挽きたての小麦粉でうどんが作られていました。「ちたけ」とは裂くと白い汁が出る「ちちたけ(乳茸)」のことで、香りが強く、うどんやそばのだし汁として最適で、なすとの相性も抜群です。自然環境の変化などの要因により収穫量、流通量は減少しています。保育園ではちたけの代わりになめこをいれて、ちたけうどん風で提供しました。

「切干大根の煮物」は、冬の栃木県は空っ風が吹き、晴れた日が何日も続くことから、切干し大根等の乾物がよく作られてきました。切干し大根は、だいこんを細長く薄く切って乾燥させたもので、ビタミンDや繊維が多く、生のだいこんとは違った風味があり、現在でも日常的に好んで食べられています。かつては冬の間などの野菜の少ない時期に、貴重な保存食として食べられてきました。その代表的な調理方法が煮物であるため、保育園でも切干大根の煮物を提供しました。

おやつは、焼き餅風を提供しました。焼き餅は、残りご飯に小麦粉や味噌を加えて丸めて押しつぶし、ほうろくやフライパンで焼いた焼き餅は、味噌の香ばしさと素朴な好まれる家庭の味です。昔は、具は入れず小麦粉と味噌のみで作っていました。時期により小麦粉の代わりに米粉も使っていたそうです。地域や家庭によりアレンジが多数あり、現代でもおやつやお茶うけに喜ばれる料理です。保育園では小麦粉や米粉入れず、ご飯を軽くつぶし、コーンや青のりを入れ、味噌を塗ってオーブンで焼いて作りました。

給食もおやつもおいしそうに食べていました。

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