積み木で遊ぶこと
積み木の操作はブロックに比べて難しいです。
ブロックは固定されるので「ずれる」「くずれる」ということが起こりませんが、積み木は自然の法則に基づいているのでずれたりくずれたり、バランスを感じさせるものになっています。
なんでもボタン一つで操作可能な社会となりとても便利である反面、子どもたちが「人」「モノ」と向き合うときに感覚を働かせて微調整をすることが難しいという傾向があります。
わずか１ｍｍでくずれることもきれいな立体になることもある積み木。この１ｍｍの微調整ができる感覚や精神力、筋力を養うことができのが積み木の魅力です。
子どもたちは、何度も失敗し何度も挑戦します。そして法則性を見つけます。集中力だけではなく遊びを通して、空間認知力が高まり秩序を知っていきます。
今日の遊びで生まれた作品にはそれらが詰まっています。
（１枚目 ネフ社アークレインボーとキーナモザイク、３枚目 カタミノ）
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